USCPAってどんな内容なの?【REG編】

さてこの記事ではUSCPAの受験科目であるREGでどのような内容が学べるのか解説していきます。

USCPA受験生の間では一般的に「レグ」と呼ばれています。REGというはRegulationの略で法規制といった意味です。

大きく分けるとREGはビジネス法と税務申告に分かれており、テキストが2冊ずつ合計4冊あるというボリューミーな科目です。

テストはビジネス法と税務申告の50%ずつ出るわけではなく、2対8くらいの割合で出題されるのでテキストは2冊ずつあるんですが、実際は税務申告に重きを置きながら勉強することになります。

USCPAは監査もできますし、米国内で税務申告もできるので税金についても学ばねばなりません。

続いて具体的にアビタスの目次に基づいて項目を列挙してみます

【ビジネス法】

物品の売買、代理契約、保証、動産担保取引、不動産、破産、事業組織、連邦証券法、専門職としての責任

【税金】

個人の税務申告(要するに所得税)、資産取引、パートナーシップ、株式会社、小規模会社、信託と遺産財団、贈与と遺産、納税申告書の代書作成者の責任

正直、日本国内で仕事をするにあたり、使う科目かと聞かれると活用する場面はあまりありません。

海外で働く人は大事な科目だと思います。だから私の場合はなかなかモチベーションが上がらず苦労しましたが、4回受けて合格しました。

ただREGで学んだ税法がどのような考え方から出来ているのかというところは勉強になりました。

この科目は税効果のような論点も出てくるのでFARを勉強してから取り掛かるのをオススメします。1個目に持ってきて受かっていたお友達もいましたが、その人は米国の会計事務所で働いている人だったの少しイレギュラーだったのかもしれません。

科目のボリュームで言うとFARの次に来ると思います。

実務に使うレベルは低いですが、海外の税法ってこうなってるんだと言う知的好奇心は満たされます。

USCPA科目全般に言えることですが、日本の資格試験と学ぶ内容は浅く広くですね。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です